Cut (カット) 2013年 12月号 [雑誌]

2016年の大河ドラマ「真田丸」の主演を演じる事になる俳優・堺雅人氏ですが、ドラマ「半沢直樹」以来、その演技力の高さが好評で今や飛ぶ取り落とす勢いでドラマにCMにと活躍し、さらには女優・菅野美穂さんとも結婚と言う、今一番「恵まれた」芸能人の一人であるのは間違いありません。

そんな堺雅人さんの大河ドラマ主演のギャラが注目を集めています。
彼ほどの勢いを持った俳優ともなると、民放ドラマのギャラは破格も破格、ドラマ1話で200万〜300万とも言われており、ワンクールで3000万近く稼ぐこともできます。

しかし、NHKの場合は昔からギャラが安い事でも知られており、それは大河ドラマであっても例外ではありません。
では、16年大河ドラマの主演を張る彼のギャラはいくらとなるのでしょうか。

なんとその金額は格安も格安。
1話放映につき、民放の10分の1である30万程度だというのです。

大河ドラマは1年間かけて全60話近くにもなります。
様々な歴史考証から舞台作成、映像編集なども通常のドラマに比べて圧倒的にこだわっており、その制作費のほとんどがこれに消えるとも言われ、その余った分が役者に配分される形となります。

その事から、今回も例年通り主演であっても決して大きな金額とはならず、1話30万、全60話で考えても、2000万円前後。
さらに1年間通して放映される事から、他のドラマに出演するほどスケジュールに空きが生まれるわけでもありませんし、大河ドラマ出演中は役のイメージを守るため、民放出演においてもかなりの制限があると言われています。

ですので、堺雅人さんは本来ワンクールで2000万稼げてしまうほどの役者でありながら、年収が2000万前後をベースに、空いたスケジュールを使った他番組の出演のギャラが上乗せされる程度まで落ち込んでしまうのです。
恐らく、前年の5分の1以上まで落とさざるを得なくなるでしょう。

しかし、それでもNHK大河ドラマに出演するというのは、相応の価値があるとも言われています。
NHKの番組は総じてギャラが安いものの、それでも出演を希望する芸能人が多い理由も同様なのですが、「NHK番組に出演した」というのは芸能人にとってプラスに働くと言われており、ようするに「泊がつく」ことから、目先の現金よりも大きな価値を持っているのです。

それが「大河ドラマ出演」さらには「主演」ですから、その効果は非常に大きく、将来の役者人生においても多大なる影響を与える事を理解しているからこそ、このオファーを堺雅人氏は引き受けたのでしょう。
多くの俳優が大河ドラマ出演を目指す理由もここにあるのです。

一見すると格安ギャラのNHK番組の出演。
しかし、金額だけでは捉えられない大きな価値を手にするという意味でも、やはり出演をすると言うことは大きな意味を持っている事が分かりますね。

ソース:堺雅人 民放の10分の1…大河主演ギャラは「1本30万円」【堺雅人】