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女優の米倉涼子さんが、6月30日に行われた松本清張「強き蟻」の発表会にて、意外な素顔を見せたとの事です。

7月2日にテレビ東京系で放映されるドラマの主演としての登場となりますが、今回は「悪女役」と言うことで、本人曰く「主人の10億円の財産を狙って、それぞれのイケメン男性を手玉に取りながら、うまくいっていると思い込んでいる可哀想な女性です」とのこと。

バラエティ番組では結構本音をぶちまける事の多い方と言う印象もあるため、意外な素顔…というよりはやはりそうなのかと言う思いの方が強いのですが、今回のドラマ主演にあたり、悪女役を演じるというのは楽しかったとの事でした。

「強き蟻」は1971年に刊行された、松本清張原作の長編小説です。
同名で1981年にドラマ化、2006年にもスペシャルドラマとして放映されるなど、息の長い人気作品です。

あらすじは

東銀座の「みの笠」で水商売をしていた伊佐子は、現在はS光学取締役の肩書きを持つ沢田信弘に嫁ぎ、渋谷の松濤で生活している。夫は30前後も年齢が離れているが、伊佐子の今後の人生計画からすれば、夫にあと3年くらいで死んでもらうのが理想的であった。身体の若さを保ちたい伊佐子は、20代の男たちと遊びの交際をしていたが、ある時、伊佐子の遊び相手の石井寛二が殺人容疑で捕まる。石井の仲間から弁護料を負担するよう求められた伊佐子は、食品会社副社長の塩月芳彦に援助を交渉する。塩月とは「みの笠」の時から続く関係だが、威光の利く保守党の実力者を叔父に持っていた。石井の件の始末をはかろうとする矢先、信弘が心筋梗塞を発症する。財産の確保のためには、最適な時期に最適な条件で夫に死んでもらうことが必要であり、伊佐子は状況を有利にするため奔走を続けるが……。

と言う、夫の財産を巡り、確実に手中に収めようとする主人公と、金欲にまみれた男女が犯罪に手を染めていく話なのですが、サスペンスでありながら、ドロドロな人間関係の醜さまでも描いた作品であり、今回の主役となる米倉涼子さんは、夫役の橋爪功氏をいかに緩やかに殺していくか、悪女としてどんな役回りをするのかというところも注目でしょう。

ちなみに、米倉涼子さんはこのような役柄はプレッシャーを感じながらも、悪女を演じる事自体は楽しかったとのことで、人をいじめるのが楽しいなどと、Sっ気たっぷりな言葉を残しています。
ある意味ハマり役なのでは?と思えなくもないのですが、想像通りと言いますか…。

ともあれ、ゴージャスな格好にSっ気たっぷりの悪女役。確かに米倉涼子さんは適任のような気がしますし、サスペンス、ミステリファンにとっても納得の内容となるのではないでしょうか。

松本清張ドラマ「強き蟻」はテレビ東京系で7月2日夜9時から放映です。

ソース:米倉涼子、「人をいじめるのが楽しい」意外な素顔を明かす