毎年3月に公開されている、日本PTA全国協議会発表の「子どもに見せたくない番組」ランキングですが、なぜか今年調査自体が無くなったようでした。

代わりにNewsCafeが独自で調査を行ったのですが、やはり順位が大きく変わると言う事はなく、一位は不動で「ロンドンハーツ」に決定しました。

番組スタートから放送時間帯を変更しながらも10年以上経っている長寿番組ですが、番組構成は変わっていってもやっぱり「子どもに見せたくない番組」のようです。

順位と評価は下記の通りです。

【1位】ロンドンハーツ(22.7%)
■人の欠点をあげつらい、精神的に傷付けて喜んでいる最低な番組。あとのは特に問題を感じない。
■結構本格的に騙されたりしてるでしょ、芸人さんたち。それ見てゲラゲラ笑ってる他の人たちの姿はやっぱり…行き過ぎだなって思う時ある。
■下ネタやセクハラ紛いのお笑いは大人が見ていても恥ずかしい。

【2位】格闘技中継(11.4%)
■真似をする。まだ加減がわからないから危険。
■殴りたい蹴りたいならアングラでやれ!
■痛みがわかる大人になってほしい。

【3位】めちゃ×2イケてるッ!(9.8%)
■なにがおもしろいのかさっぱりわからない。不快なだけ。
■人を傷つけてもなんとも思ってないみたいで嫌!
■コント自体、最低。

【3位】とんねるずのみなさんのおかげでした(9.8%)
■強者の横暴な行為に、馬鹿にしながらも媚びを売る弱者の態度。こんな愚かな大人を普通だと思ってほしくない。
■いじめが多い。とんねるず最悪。
■いじる→いじめ。直結する内容が多い。

【5位】ガキの使いやあらへんで!!(8.1%)
■下品なのは子供が真似するからよくない。
■というか、小学生までは夜10時までに寝てほしい。
■以前視聴していたが、あまりにもすぐ殴る、言葉遣いがきたないなどでみなくなりました。

どれもある意味で納得のできるものですが、最近はどの番組もかなり抑えられて構成されているはずで、それでも文句を言われるのはなかなか難しいものだなと思います。

これでダメなら「ドキ!女だらけの水泳大会」なんてのはもってのほかでしょうし、「8時だよ!全員集合!」や「俺たちひょうきん族」などでも、PTAのお母様方は泡吹いて倒れるのではないかと戦々恐々です。

昔は良かったなどと言う気はありませんが、世代を追うごとにテレビの表現は過激なものが少なくなり、若手芸人さんや俳優さんが出る番組などは相当にソフトに作られています。

それを考えると、上記のランクインしている番組の主役は恨まれ役には適任と言いますか、今よりもっと過激だった時代のテレビを支えた世代でもありますので、彼らが主役を張る以上は仕方のないことかもしれません。

2位の格闘技においては、これでも随分減ったものですが、プロレスなんかは深夜枠という印象が強いですので除外するとしても、K-1を始めとする総合格闘技系や、ボクシング中継などまで規制されてしまうのはなんだか寂しい気もします。
と言うより、格闘技番組のイメージは、いわゆる「ビッグマウス」で応戦する選手たちが印象を悪くしているような…。
クリーンファイトで活躍する選手はみんな応援しているものですし、恐らくゴールデンタイムに悪役じみた選手が出るっていうことに嫌悪感を持っている人が多いのでは?と思うわけです。

しかし、テレビは過激な方が面白いと言う声もあり、やはり最近のテレビはつまらなくなったと言う声も多いものです。
それでも最近は過激であればすぐにクレームがつき、表現を間違えればあっという間にネットを使って評判を拡散されてしまう時代です。テレビ業界で生きている人にとっては何かとやりづらいところもありそうですね。

もっと過激だった時代のテレビを知ってる者としては、これ以上表現を抑えられると、より一層テレビ離れが進んでしまうことを危惧してしまいますし、表現を抑えたところで、イマドキの子どもは様々なところから情報を持ってきたりもします。

規制規制と言うよりも、子どもが自分の力で善悪の判断が出来るような教育と言うことも考えていくべきではないかと、テレビ好きの一人としてはそんなことを考えてしまうのです。

ソース:「子どもに見せたくない番組」ランキング、トップは不動!?