茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法

脳科学者の茂木健一郎氏がひどくご立腹の様子です。

その理由は、2009年に発覚した約4億円の所得の申告漏れを指摘についてのもので、一部から脱税していると言われ続けてきました。

茂木健一郎氏はそれをネット右翼、通称「ネトウヨ」によるものだと指摘し、茂木健一郎氏VSネット右翼の構図が完成してしまったわけです。
そしてあまりに追求され続けたことに対し、業を煮やしたか、怒りが爆発したか、ついにその思いの丈をTwitterに投稿したのが6月19日のこととなります。

(ネット右翼とは、インターネット上で愛国心を煽り、お隣の国に対して批判的な発言を繰り返す人たちの総称と言うスラングのようなものです)

件のツイートはこちら(すでに当人アカウントからは削除されています)
mogitwi

その後も「ネトウヨは頭が悪いだけじゃなくて性格も悪くて、マジむかつくわ。武士道も何もあったもんじゃない」などと続いて行きますが、あなたの言う武士道と言うのは追求に対して我慢出来ずに公の場で怒りをぶちまけることなのでしょうか?我慢出来なかったことも武士道のひとつなのですか?などというツッコミはさておき、余程怒り心頭だったのは間違いないようです。

しかし、なぜ茂木健一郎氏とネット右翼と呼ばれる人たちはこんなにも仲が悪いのかと言う疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

まず、茂木健一郎氏は思想がリベラルなところがあり、海外の良いものを取り入れると言う価値観を持っています。

ネット右翼の人たちが言うようなお隣の国に対して親近感を持っているとかそう言う考えではなく、「海外の良いものを取り入れたい」と言う考え方が強いところがあり、決して特定の国に対して配慮をしたりと言ったことではないので、最近の左翼という言い方はちょっと違うと思われますが、一時期は韓流やK-POPブームと呼ばれることがあり、その際に日本のコンテンツより優れてると言った旨の発言をしたことから一気に炎上しました。

今となっては、そこで穏便に言葉を選んだ発言でもして鎮火を目指せば良かったのではないかと思うわけですが、こともあろうに氏はムキになってしまい、攻撃的な反論に加え、海外に向けて「日本のこういうところが良くない」と言った趣旨の英語ツイートを英語圏に向けて呟いたところを捕捉されてしまいます。

これが決定打となってしまったのか、茂木健一郎=サヨクと言ったレッテルがついてしまい、さらに攻撃が増していくことになってしまうのですが、氏も負けじと応戦が続き、いつしかお互いの存在が水と油のようになってしまっているのです。

傍目から見ればどっちもどっちのような気がするのですが、実際目に見えない数千人単位になるかもしれない不特定多数から一斉に攻撃を受けると言うのは非常に怖いものですし、それらを受けて我慢して黙っていた方が良いと言うのもなかなか難しいもので、その辺りの発信バランスは困難を極めたことは容易に想像出来ますし、何より氏は発信することこそ最も強い力であるとも捉えているところがありますので、やはりうまく行かないものなのかなと思います。

なんにせよ、素人相手に暴言を吐けば更に負の連鎖は広がりますし、かといって数の暴力でたった一人を攻撃することが正しいわけでもなく、もうお互い無視しあうくらいでいいんじゃないかとなるわけです。

言いたいことを言うこと、極端な思想を押し付けること、どちらも日本では息苦しさを感じさせる要因だったりして、実はウヨクもサヨクも似たようなもんだなとノンポリ的には思うのですがどうでしょうか。

なんにせよ、話がこじれてしまって修復のしようもなさそうですし、氏に関しては、腹の虫の収まらないところもあるでしょうが、一般人に向けて攻撃的すぎる発言もそれはそれで問題です。

ですので、無駄な燃料は投下せず、言いたいことはオブラートに包つつ、自身の発言の意図を正確にした上で発信するべきでしょうね。