ラブラドール・レトリバー Type-A(通常盤)(多売特典生写真なし)

2014年ももうすぐ折り返し。そろそろ夏に向けた爽やかな音楽もテレビやラジオから流れてくる頃です。

が、その前に、最近の音楽の指標を見るために毎年上半期と下半期でそれぞれどんな曲が売れたのかをチェックしてみましょう。

…とは言っても、最近の音楽チャートはどうもアテにならないと言いますか、傾向も決まってますし、何よりオリコンランキング自体がその存在感を失いつつある状態で、大体の想像はついてるのではないかと思います。

それでも毎年の恒例行事ということと、見ようによっては面白いかもしれないので、とりあえずはチェックしてみるのもいいかもしれません。
CDの売上を見れば世相が分かると言いますが、今年はどんな世相が反映されているのでしょうか?

と言うわけで、2014年上半期のCDセールスランキングはこのようになっています。

1位 : 176.4万枚 … AKB48 「ラブラドール・レトリバー」
2位 : 115.1万枚 … AKB48 「前しか向かねえ」
3位 : 108.6万枚 … AKB48 「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」
4位 : 59.1万枚 … 嵐 「Bittersweet」
5位 : 58.3万枚 … 嵐 「GUTS!」
6位 : 53.8万枚 … 乃木坂46 「気づいたら片想い」
7位 : 50.3万枚 … SKE48 「未来とは?」
8位 : 49.7万枚 … 嵐 「誰も知らない」
9位 : 44.3万枚 … NMB48 「高嶺の林檎」
10位 :38.9万枚 … 関ジャニ∞ 「キング オブ 男!」
11位 :32.2万枚 … HKT48 「桜、みんなで食べた」
12位 :30.3万枚 … ジャニーズWEST 「ええじゃないか」
13位 :26.4万枚 … 関ジャニ∞ 「ひびき」
14位 :25.0万枚 … SMAP 「シャレオツ/ハロー」
15位 :24.5万枚 … Kis-My-Ft2 「光のシグナル」
16位 :23.6万枚 … Hey!Say!JUMP 「AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」
17位 :20.3万枚 … 舞祭組 「棚からぼたもち」
18位 :19.0万枚 … Hey!Say!JUMP 「Ride With Me」
19位 :18.1万枚 … ゴールデンボンバー 「101回目の呪い」
20位 :16.7万枚 … Sexy Zone 「King&Queen&Joker」

見事にAKBとジャニーズで占められていますね。
その中で健闘したのが19位のゴールデンボンバーですが、彼らはロックバンドと言っていいのかちょっとジャンル分けが難しいです。

これはもう数年前からずっとこんな感じと言う事もあり、CDが売れていないと言うこと。
CD販売の手法がアイドルファン向けであることを考えると当然の結果と言えばその通りかもしれません。

最近のヒットチャートはiTunesランキングの方が分かりやすいのですが、あのランキングは新旧入り乱れすぎて、逆に雑多なランキングとなってしまい、やはり数値を見ると言う意味ではちょっと疑問があります。

アイドル全盛期と言うのはこれまで70年代、80年代と続き、90年代〜00年代前半はロックとダンスミュージックにお株を奪われ、そして2010年代から再びアイドルブームが復活しています。

しかしそれにしても、ここ数年似たような傾向が続いていますが、これはもう販売方法の差としか言いようがなく、総選挙の投票権のついたCDと言う、むしろCDの方がおまけ扱いと言う販売手法の結果とも言えます。
(この方法を否定しているのではなく、こうでもしなければ売れないと言うことに業界の闇を感じているのです)

すでにCD販売と言うビジネスモデル自体が衰退期に突入していますので、オリコンのセールスランキングというのはひとつの役割を終えたのではないかと思います。

これからの時代は、音楽の聞き方の多様性も踏まえた独自のランキング作りを考えなければ、あまりこういったイベントも面白みがないですので、業界の皆々様、なんとかしてこの状況を打破していただきたいなと思います。

ソース:2014年上半期のCD売り上げがヤバ過ぎると話題に! 18位までがAKBとジャニーズ関連で独占