Happy 20th birthday―広末涼子写真集 (マガジンハウスムック popeye)

元グラビアアイドルであり、現在は女優として活動している広末涼子さんですが、このたび14年ぶりにファッション雑誌の表紙を飾ることが分かりました。

その雑誌は90年代に大流行したストリート系ファッション誌「BOON」

現在は休刊状態でしたが、10月9日発売の「2014秋冬号」にて復刊を果たすとの事。
その記念すべき表紙を、同じくして90年代に伝説を作ったほどの人気を博した広末涼子さんが抜擢されたということです。

広末涼子とBOONの関係は?

ファッション雑誌であるBOONは、90年代中頃から急速に認知度を高めていった、「ジーンズにTシャツ、スニーカー」というラフなファッションに特化した「ストリート系」と呼ばれるファッションを専門に取り扱った雑誌です。

ヴィンテージジーンズ、古着、クロムハーツ、エアマックスときて懐かしさを感じるのであれば立派なアラサー、アラフォーなのですが、当時はこれらを身にまとったファッションが大流行し、その情報源として人気を博したファッション誌でもあります。

広末涼子さんはちょうどこの時代にデビューし、あっという間に大女優としてのステップを踏みつつも、グラビアモデルとして伝説的な人気を誇っていました。

つまり、この二つのキーワードはリアルタイムに繋がっており、当時彼女が学生時代、最もファッションに敏感になるであろう時期に共にあったものとも言えるのです。

BOONの凋落

しかし、2000年代に入る頃にはブームも落ち着き、当時を大きく賑わせた彼女も大学生になり、女優として確かなキャリアを詰んでいく段階に入っていく頃にはヴィンテージジーンズの価値も下がり、エアマックスのようなハイテクシューズと言われるものも、一カ所に落ち着き、一般的なスニーカーと住み分けがされる程度のものになっていきました。

この頃になると、ストリート系から派生した新たなジャンルのファッションや、ギャル系ファッション、モード系などが全盛期を見せるようになり、過熱したブームも収まっていく事になります。

高価なヴィンテージ製品を持たなくとも、安価でいいものは多く手に入るようになりましたし、当時のファッションリーダーたちも落ち着いたファッションを好むようになっていくのですから、牽引した人たちが落ち着いていけば、自然とブームも下火になっていくもので、BOON他、他のファッション雑誌も部数が伸び悩む時期に差し掛かってきたようです。

そう言えば、2000年代中頃になると、広末涼子さんにもいくつかのスキャンダルがあったり結婚話が出てきたりしつつも、新しい若手女優、グラビアアイドルも多く見られるようになり、一時期は影を潜めていたということもありました。

そして復活。再び90年代の楽しさを表現するに相応しいモデルと言えば?

90年代に青春時代を迎えた人たちが、今から出版社であったり、様々な業界でひとつの地位を築き始める頃ですから、当時最も熱くなっていたものがもう一度陽の目を見るという流れとなっているのでしょう。

確かに10年前はダンスクラシック(70年代〜80年代にかけてヒットした海外のダンスナンバー)がラジオを中心に流行していましたから、今度は90年代の出番と言うことなのかと思われます。

そこで白羽の矢が立ったのが90年代に伝説的知名度を築き上げた広末涼子さんであれば納得のいく話ですから、90年代に青春時代を送った人にとっては懐かしさも感じるのではないでしょうか。

また、今青春時代を迎えている人にとっては、ある意味90年代の流行と言うのは新鮮に感じられるかもしれませんね。

ソース:広末涼子が14年ぶり表紙 ストリート誌「Boon」復活