テラスハウス インサイド (扶桑社ムック)

9月末で打ち切りとなるフジテレビ系の恋愛ドキュメンタリー番組「テラスハウス」、常に「ヤラセ」疑惑に晒されている事でも知られていますが、これを黙殺したいフジテレビに対して、その疑惑を否定しようと発言した南海キャンディーズの山里亮太氏、チュートリアルの徳井義実氏がこれを真っ向から否定。

それが逆効果で、打ち切りにする事でヤラセ疑惑を無かった事にしたいフジテレビや今後もフジテレビでの出演数を増やしたい吉本興業としては頭を抱える事態になっているのだとか。

テレビはヤラセが普通と割り切れば大した問題でもなさそうなのですが、本気で見る視聴者も一定数いることや、リアリティを出す事がテレビのありかたと考えた場合、ヤラセ疑惑と言うのはどうしても払拭したい問題と言うことで、内部ではややこしい事になっているようです。

テラスハウスに限らず、過去に大人気を博した、世界中を旅して参加者の仲を深めて行くことで話題を呼んだ「あいのり」についてもヤラセ疑惑が付き纏っており、事実、本当にヤラセだったという話もあります。

出演者のほとんどがどこかの事務所に所属しているタレントやスタッフであり、実際に結婚したカップルにおいても既定路線だったという話まであれば、出演者ではなく、スタッフとくっついたという話までありますので、今となってはという話ではありますが、やはり全てがノンフィクションと言うわけではないようです。

あいのり卒業アルバム―恋愛観察バラエティー ラブワゴンを愛した人たちへ

また、過剰演出を求めたゆえに徹底的に叩かれたTBSバラエティ「ガチンコ!」においても、あくまでバラエティであり、エンターテイメントである事から、わざと出演者同士で喧嘩をさせていたり、過剰な演出シーンを見せるなど、ヤラセ的な部分も多くあったと言われています。


若かりし時代のTOKIOですね。

極端なところで言えば、フジテレビの定番バラエティとなっていた「発掘!あるある大事典!」においてはヤラセどころか情報のねつ造まであったことから、一時期は製作会社であった関西テレビが日本民間放送連盟を除名されるという憂き目にあうこともありました(現在はすでに復帰しています)


一時期はテレビ界を震撼させるほどの大きな問題となりました。

このように、「テレビのすること」ですから、番組を盛り上げるために過剰な演出をする、ヤラセとは言わないまでも、ある程度の打ち合わせの中で、それに合わせて出演者が動くというシーンが全く無いというわけにはいきません。

もしも全て演出無しにしてしまうと、ただ淡々と彼らの生活を見せつけられているだけのしょうもない番組になってしまう可能性もありますから、ある程度は許容すべきだとは思います。

あくまでテレビですから、必ずしもすべてが真実だとは限らないのです。

が、それでもリアリティは求めたい。自分では体験出来ないものを見たいという視聴者の気持ちもある中、ギリギリのところで区別がつかないバランスを考えなければならないと言うのがテレビ制作側の難しいところでは無いでしょうか。

とは言え、一度浮上してしまったヤラセ疑惑を払拭するのはそう簡単ではありません。まさか番組上テロップで「真実です」などと言うわけにもいきませんので、やはり一番は問題を風化してしまうことになるでしょう。

法律に触れているわけでもなく、物理的、精神的に人を傷つけるという性質のものでもないので、「テレビはそういうもの」と思うのが一番なのですが、そう言った方向性に持ち込もうとした矢先に山里氏と徳井氏がやぶ蛇をつついてしまったようで、話はややこしくなっているようです。

こういった場合は無理な言及は避け、黙っておく方がいいのでしょうが、どう言った意図があったのでしょうかね?
彼らなりに番組の存続を求める声だったのか、それとも次回の番組への出演をアピールするものだったのか。まさか本当にヤラセ無しと思っていたかと言われるとそれが一番可能性が低そうですが、何かと思うところが合ったのかもしれません。

ソース:「余計なことを……」『テラスハウス』出演者の“ヤラセ否定”で疑惑再燃 頭を抱える関係者たち