必ずうまくなる軟式野球

高校野球甲子園も終わり、いよいよ秋も到来と言ったところですが、もう一つの高校野球が今注目を集めています。

それは高校軟式野球全国大会で起こりました。

試合は広島の崇徳高校VS岐阜の中京高校による準決勝。これに勝ち上がった方が決勝戦へと駒を進める事になるのですが、試合開始が8月28日だったにもかかわらず8月30日現在においてもまだ試合が終わっていません。

現在45回裏が終わったところで、試合は翌日に持ち越され、いよいよ4日目に突入という前代未聞の事態へとなりました。

軟式高校野球においての公式ルールでは、延長15回を越えると「サスペンデッドゲーム」として翌日に持ち越されます。

【サスペンデッドゲーム】 全国高校軟式野球大会の準決勝までに適用される。十五回ごとにいったん試合を打ち切り、後日次の回から再開する。試合が継続しているため、再開した回で決着する場合もある。選手は一度退くと、再びその試合に出場できない。決勝は硬式と同様に十五回で引き分け再試合となる。

現在45回ですので、すでに3日間の激闘が続いているのですが、この日も決着がつかず、ついに46回目を8月31日に迎えることになりました。

規定では最大延長数は54回まで。ここまでで試合が決まらない場合はくじ引きによって決勝進出が決定します。

激闘に継ぐ激闘と言うことで、この記録は歴代最大延長回数であり、連日白熱した試合が続いているわけですが、選手の消耗は想像以上の物でしょうし、これが終了しても、決勝進出チームはすぐに決勝戦(12時30分より開始予定)へ突入となりますので、相当苦しい戦いになることは必至でしょう。

選手自身もこれまで経験した事がない、もしくは今後も経験する事のないであろう戦いとなり苦しいところですが、最後の最後まで諦めずに頑張って欲しい物です。

ちなみに、54回が終わっても試合が決まらない場合に適用されるくじ引きによる勝敗ですが、サッカーのPK戦のような残酷な物ではなく、グラウンドに立つ選手全員でくじ引きを引き、中身を見ないまま審判へ渡します。

審判の確認により。たった一枚の「○」のついたカードを引き当てたチームが勝利するというルールだそうです。

ここまでの激闘を繰り広げた中、さらにまだ高校生という若い選手たちが運によって戦犯扱いされるのも残酷な話ですし、良いルールではないかと思います。

あと1日。最後の一枚の切符を賭けて選手たちも最後まで気力を振り絞って頑張って欲しいものですね。