ナインティナインのオールナイトニッ本 スペシャル 金 vol.4G (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 189)

20年という最長記録を持ちながら、9月末をもって終了する木曜深夜のラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」ですが、後釜の番組は「岡村隆史のオールナイトニッポン」となり、ひとまずは胸を撫で下ろしたファンのリスナーもいるかもしれません。

今回の番組終了は相方である矢部浩之氏が降板を申し出たと言うことで話がまとまったと言うことらしいのですが、これに噛み付いたのが爆笑問題の太田光氏。

どうも、太田光氏は同番組がニッポン放送の打ち切り指示だと勘違いした模様で、ニッポン放送やオールナイトニッポンを批判する発言を繰り返したとのことですが、これを知った矢部氏は「僕の意思なんです」と言及。

誤解が広がる前に、矢部氏から太田氏に対して「急いで謝罪してください」と笑いながら謝罪要求をしたというのが話の顛末のようです。

最近ではいわゆる「売れ線」の芸人や芸能人が司会を務める番組であっても視聴率が低いと容赦なく打ち切られるのが今のテレビ事情ですが、ラジオの場合はもっと緩い感じになっており、定番放送となっている物を打ち切るということは滅多に無いものです。

さらにオールナイトニッポンではこれまで数々の有名人がMCを務めたという歴史もあれば、単発で超大物芸能人が一夜限りのMCを務めるなど、スペシャルウィーク展開も精力的ではあるものの、人気MCである事を知っていながらわざわざ打ち切るようなこともしないのはリスナーであれば概ね理解しているところとは思うのですが、太田氏の場合は芸人愛が強すぎて、脊髄反射的に「打ち切られた!」と思ってしまったのでしょう。

ちなみに、爆笑問題がMCを務める深夜のラジオ番組、「爆笑カーボーイ」を放送しているTBSラジオについては、もっと保守的なところがあり、今でも有名どころの芸能人が多数MCを務めているなど、オールナイトニッポンに負けないコンテンツ力を持っている事でもお馴染みです。

お互い多くのリスナーを抱える人気局の人気ラジオ番組ですから、突然の終了宣言にびっくりしてしまったのでしょう。

とは言え、矢部氏もいまや一児の父であり、家族を支える大黒柱。
ほぼ明け方まで続く長時間の生放送番組に対しては思うところもあるでしょうし、毎週それを続けると言うのは将来的に苦しいところがあったのかもしれません。

それを考えた上での降板申し入れというのは何となくですが理解出来る気もします。

しかし、太田氏も言う事を言ってしまい、謝罪要求をされてしまった以上はネタをネタで返すかのように、笑って謝罪ネタを用意して丸く収めると言うのが、芸人として一番面白い終わらせ方ではないでしょうか。

ソース:太田光が「ANNを終了させたニッポン放送はダメ」と発言…矢部浩之が謝罪を要求