8月15日からスタートしている夏の祭典、コミックマーケット86において、8月17日でいよいよ最終日となりましたが、この日はなんと、演歌界の大御所、小林幸子さんが登場すると言うことで話題になっていました。
そしてその姿はあまりに神々しく、ひとつの伝説を作りそうであると注目を浴びており、小林幸子さんのコミケ内での対応や仕草が賞讃されています。
オタク界隈では、そのド派手な衣装から「ラスボス(ゲームの最後の的として相応しい格好をしている事から)」と言われており、本人もそれに乗じた形での参加となりましたが、やはりエンターテイメントの世界を50年に渡って引っ張ってきた方と言う事もあり、ファンサービスは一線を画すものでもあったようです。
まず話題になった事を挙げると、
- 大御所にも関わらず、VIP入場口ではなく、一般入場口へ移動
- 荷物は付き人でなく、小林幸子さん自身が搬入
- 自席の周辺サークルへ自ら挨拶回り
- 販売も自らが担当し、終始笑顔で握手などにも全て応じる
- 完売後も自ら列にまで足を運び、一人一人と握手に応じる
と言ったもので、演歌界では大御所であっても、コミケの世界では新人。
マナーを守り、場の鉄則をしっかりと守っている行動に神対応であると一瞬のうちに評判となりました。
そしてあっという間に商品は完売し、熱気に包まれる会場内、強烈な暑さで体力を消耗するような現場でも「全然大丈夫」と、余裕の笑顔。
これがラスボスたる所以と、ひとつの伝説を作り上げてしまったようです。
小林幸子、手売りでガチで頑張ってる。冬コミも参加するのかな? #C86 pic.twitter.com/xDarv6e6uF
— ソル (@sol_getnews) 2014, 8月 17
小林幸子ブース完売。終了後、暑さがこたえたと思いきや「体力? ぜんぜん大丈夫」と余裕のラスボス。TUEEEEEEEEEE!!です。 #c86 pic.twitter.com/MSuEJzwkVU
— 東スポWebニュース (@tospo_news) 2014, 8月 17
小林幸子さんは2012年に事務所でトラブルを起こしてしまい、芸能活動の幅を縮小せざるをえない状況に追い込まれた挙句、紅白出場も断念せざるを得ないほどにまでなってしまいました。
その後は仕事数も激減し、半ば芸能界を干されたような状態ではありますが、最近は噂レベルではあるものの、光明が見えてきつつあるとか…?
今後の報道によってまた変わってくるでしょうが、今回のコミケでの話題によって、「やはり小林幸子は数字が取れる人」「十分な話題性を持って活躍出来る人」と言う風に伝わるのであれば、まだまだチャンスはあるかもしれません。
また、近年はインターネットの普及やサブカルチャーの注目度の高さ的に、必ずしもテレビや紅白に出なければならないという程芸能活動の世界が狭いわけではなく、独自のやり方で露出を高め、人気を博している人も多くいますので、芸能界の事情はさておいても、今回のような神対応であるなら、見通しは十分明るいのではないでしょうか?
やはり芸能界の重鎮であり、エンターテイメントの女王として君臨してきただけの事はありますね。初めてのコミケですらラスボスとしての風格を存分に発揮したようです。
ソース:<小林幸子>ついにコミケデビュー “ラスボス降臨”に会場騒然