M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010 [DVD]

2000年代の漫才ブームを象徴した年末の大特番、漫才コンビ日本一を決定する「M-1グランプリ」が来年夏に復活する事が明らかになりました。

一度は「役割を終えた」とし、10年の歴史にピリオドを打ちましたが、5年ぶりに復活との事です。

そこで気になるのが、M-1グランプリを企画し、年末の恒例特番の地位を築き上げる立役者でもあった、島田紳介氏の復活ですが、さすがにこれはないようで、催する大阪・朝日放送(ABC)が独自に打ち出したもののようです。

今では漫才自体が関東でも受け入れられるようになり、お笑い芸人の存在も多く認知されるようになりましたが、若手漫才コンビの活躍の場はブームの終焉、安定化によって門戸が少なくなりつつあります。

今回の復活で、新しい漫才ブームは巻き起こせるでしょうか?

M-1グランプリ終焉以降、お笑いメディアは一時期のような大ブームといったものではなく、あるべき場所に落ち着いた感じも見受けられます。

その後フジテレビでM-1の後継特番ともされる「THE MANZAI」が復活しましたが、M-1ほどの注目度も無く、気がつけば終わっていたと感じている人も多いのではないでしょうか。
実際問題としてM-1ほど視聴率が取れたわけではないこと、さらにグランプリ受賞コンビが派手に活躍しているようにも思えず、どちらかと言えば安全パイに収まっているところが優勝する出来レースのようなものを感じている人も多いようです。

お笑いブーム自体がすでに終わっており、様々な芸人さんがテレビに出演している事が普通になってしまっている今のテレビ事情においては、このような賞レース的なお笑い番組と言うのは成功させるのが難しいかもしれません。

そもそも、M-1グランプリにしても、最大の功労者は賛否両論のある人物ではあれど、島田紳介氏であるのは間違いありません。

彼は単純にお笑い番組を作るだけでなく、どうすれば視聴者を惹き付けるかといった仕掛け部分まで踏み込んで考えている人ですので、彼のようなカリスマが引っ張らなければ成功は難しいのではないでしょうか。

好きな人と嫌いな人が両極端な氏ですので、今更テレビ復活を望むのもおかしいという声はあるかと思われますが、現状において、彼ほど番組構成を考え、注目を集める番組を企画出来る人が芸能人枠から出てきていないというのは事実ですから、賛否両論を超えて氏の能力の高さは間違いないでしょう。

そのような感じですので、来年復活予定のM-1グランプリですが、普通に復活しただけでは厳しいような気もします。

来年になってみて「やっぱり視聴率取れなかった」などとはならないよう、誰を司会にしてどのような仕掛けで視聴者を引っ張って行くかと言うことをかなり考えておかなければ、若手芸人の登竜門にすらなれない可能性もありますので、
その辺りの人選なども踏まえて構成していただきたいものです。

ソース:M-1が5年ぶりに復活!紳助は出演なし