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9月20日に全国公開される映画「柘榴坂の仇討」の完成試写会が7月30日に行われました。

その場に出席した出演者の中井貴一氏、阿部寛氏と若松節朗監督のトークにおいて、阿部寛氏と中井貴一氏は撮影の2ヶ月間、一度も食事を一緒にせず、目も合わせようとせず、会話も「おはようございます」と「お疲れ様でした」の2つだけという不仲ぶりを見せたとの事です。

と言っても、これは本当に仲が悪いというわけではなく、役づくりの一環で、役に没頭し、より深い演技を見せるための練習のようなもので、撮影以外でも出来るだけお互いで接点を持たないようにしようと決めていたそうなのです。

ともすれば雰囲気の悪い撮影現場となるのではないか?とも思われるのですが、役づくりにこだわり、非常に緊張感のあった撮影現場だったと後に報告していることから、有意義な2ヶ月間であった事を伺わせたようでした。

役づくりのためとは言え、2ヶ月間もの間、時間を共にする共演者とあえて距離を置くと言うのは難しい事のように思えます。

中には共演をきっかけで親密になり、交際まで発展する俳優さんがいれば、それでとっかえひっかえしている「共演者キラー」と呼ばれる俳優さんもいるわけで、あえてその逆を行くと言うのは役者魂のなせる技かと。

ただ、他にも共演者との撮影外の時間もあえて緊張感を持たせる事によって、実際の撮影時にその緊張感のまま演技をすると言うのは多くでされていることとも言われており、役は個人の演技の中だけで行うのではなく、空気感を作るところまでにも及ぶと思うと本当に奥の深い世界のように思えます。

実際のところは阿部寛氏も中井貴一氏も不仲と言うことは無いでしょうし、本当に不仲であれば、最初から事務所同士のやりとりで同時にキャスティングするような事はしないでしょうから、仲が良いかどうかは分からないまでも、お互い役者同士で交流がある程度には良好な間柄と言ってもいいのではないでしょうか。

しかし、監督までもがビックリするほど不仲の空気を予め作り、役に臨むと言うのは、それだけ映画にかける想いの強さでしょうし、どちらも個性派俳優としても知られているだけに、その演技がどれだけ伝わってくるのかも興味が沸くところです。

そんな不仲?を演じた二人の出演する映画「柘榴坂の仇討」は9月20日全国公開です。

ソース:中井貴一&阿部寛、交わした会話は「あいさつとせりふだけ」  若松監督も「こんなに仲の悪い役者さんたちがいるのか」