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最近ニュースを賑わす事が多くなった、法律に触れているわけではないものの、中毒性が高く、大きなトラブルに発展してしまう可能性の高い薬物を総じて「脱法ドラッグ」と言います。

この薬物は現状の薬物規制において、その網をくぐり抜けている種類のもので、違法性を認める事ができない事から急速に広まるようになりました。

しかし、ここ最近で一気に事件化することとなり、政府も動き出してこの脱法ドラッグを取り締まる動きが見えているのですが、そこで「脱法ドラッグ」の使用を抑止するために、新たな名称を考えようと言うことで一般から新名称の募集が始まったのです。

頑張るところはそこではないだろう…と言うツッコミはさておき、ついにその新名称が決定したようです。

その名も脱法ドラッグ改め、「危険ドラッグ」です。

…ダサいですね。危険性が全然感じられないネーミングです。

同じ事を思う人が多いのか、インターネット上では「ダサい」「わざわざこの名前を付けるために公募したのか」「他にもっと良い名前があっただろう」と批判の的になっており、恐らくこれでは大きな抑止とはならないだろうと言うことが安易に想像出来てしまいます。

他に案としては「準麻薬」「廃人ドラッグ」「破滅ドラッグ」「危険薬物」といったものがあったようです。

しかし、表現規制の問題や公の場で使っていい言葉となると選定が難しいのも仕方の無い事かもしれません。
少なくとも「廃人」や「破滅」という言葉はインパクトこそあるものの、一般向けの言葉ではなく、一部のタブーやスラングに近いニュアンスも持っていますので、どうしても安直なところに落とし込まざるをえなかった点もあるかと思われます。

とは言ってもやはりダサいものはダサく、いつぞやの暴走族を珍走団に置き換えた結果、大して浸透せずに消えてしまった悲しいワードにもなりかねないような気がするのですが、本格的な取り締まりや抜本的な解決を目指すのであれば、法制化を急いで薬物に関する法律の穴をいかに上手に埋めるかについて議論を深めて行くべきでしょう。

薬に関する法律は非常に複雑であること、次々に新しい薬はもちろん、その材料となるものも発見されるため、対応が難しい事や、一概にすべてを薬と毒に分ける事の困難さもあるため、どうしても脱法的なものが出現してしまう可能性は否定出来ません。その辺りを慎重に進め、薬物による悲しい事件が起こらないよう行政として対処を期待したいものです。

ソース:「脱法ドラッグ」新呼称は「危険ドラッグ」に